「ゆっくり発酵ベーグル」でベーグルを作ってみた
2009-05-26 00:43 | おいしい, 写真, 本 | 3 コメント »amazonで「ゆっくり発酵ベーグル」が高評価だったので、買って作ってみたレポートです。
レビューの通り、論理的に整理された非常に分かりやすい本です。
まず第一章「ベーグルづくりの基本」で、汎用的なプロセスを載せて説明しています。
これがまさにソフトウェアデザインに通じるものがありますよ。
基本的に変わらない時間(こねる時間など)はプロパティ、こねる、茹でるなどの基本作業はメソッド、
これをベースに、第二章以降のタイプ別ベーグルの作り方でこのクラスを拡張して、微妙に値を変えたり、作業を追加したりして、別のベーグルが出来上がるようにきれいに設計されています。
- abstract BaseBagle
- MochiMochiBaseBagle extends BaseBagle(もちもちプレーン)
- OrangePeelBagle extends MochiMochiBaseBagle(オレンジピール)
- MugyuMugyuBaseBagle extends BaseBagle(むぎゅむぎゅプレーン)
- FukaFukaBaseBagle extends BaseBagle(ふかふかプレーン)
- MochiMochiBaseBagle extends BaseBagle(もちもちプレーン)
と言った感じで、汎用→3種類の基本パターン→48種類のベーグルのレシピが載っています。
さらに「ベーグル徹底研究」では、粉の種類を変えたり水を換えたりすると、どういうベーグル(結果)になるのかを写真を交えて説明してあって、GJです!
初めて作ったのにご覧の通りの出来映え、しかも外はパリパリで中はもちもち、粉の甘みがはっきり分かる美味しいベーグルができました。
こちらに行程をアップしています→ベーグルを作ってみた
ベーグルの本です。念のため。
宗教≒Lifehack
2008-02-05 01:02 | 日記, 本 | コメントをする »最近、遅ればせながら「ダヴィンチコード」を読みました。
宗教の話とサスペンスがうまく融合されていて、本当によくできた作品だと思いました。
中世のローマカトリック教会が、「教会が神に一番近い場所だ」と信仰を広めるためにやってきたことと、
原始キリスト教と呼ばれている人間キリストがやってきたこととの図式がわかりやすく描かれていました。
僕には、しっくり来る話でした。
きっと、キリストにしても、ムハンマドにしても、ブッタにしても、類まれな能力の預言者たちで、
世の中の事やあの世の仕組みがいろいろわかっちゃって、
人はどうして生まれて、人生何をすべきで、幸せとは何で、なぜ死んでいくのかってことを
人に説いて回ることを使命とした方たちで、
その教えが伝言ゲームでいろんな風に伝わって、時間を経てアレンジされて、体系化されて
宗教になっているわけですよね。
言うなれば、 人としてよりよく生きるための先人たちのLifehackです。
十人十色、人それぞれなんで、自分に合う考えをピックアップして、
本気で共感して(信じて)、そして、実践する。
その方がだいぶ自然だと思います。