プロフェッショナル小池康博
2008-08-29 01:55 | テレビ, 日記
最近こころに残ったこと。
NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」を何となく見ていたら、
科学者の小池康博さんという方が出ていました。
一般的にガラスの管でできている光ファイバーを
特殊なプラスチックで作り出した科学者で、
毎年ノーベル賞の候補にも上がるような方だそうです。
ガラス製の光ファイバーは非常にデリケートなので扱いが難しく、
取り扱いや設置には特殊な技術が必要ですが、
伝送ロスが少ないので長距離を伝送するのに向いています。
プラスチック製はガラス製よりも伝送ロスが大きいのですが、
柔軟で扱いやすく、線を太く加工できるので、
より多くの光を伝送することができるそうです。
遠距離を伝送することが苦手な分、
短い距離を広帯域で伝送可能だということで
現在VDSLとして屋内配線をメタル線で行っている部分や
家庭のAV機器、車の電気系統などでの利用が望まれています。
そして、この素晴らしい研究開発成果を出すのに、14年かかったそうです。
14年。
心に残っているのは、
「この14年間は確かに苦しかった、辛かったけど、不幸じゃなかった。」
という言葉。
本当に好きで好きでたまらなくてやっていたからだそうです。
努力する才能って、結局はそれをどれだけ好きかってことですよね。
それから、問題にぶちあたったら「根本を突きつきつめろ」
とも話されてました。
これは本当に共感します。
問題解決は、「根本から」「小さく」。
自分の理解できる範囲内に持ってきて、それを完全に掌握できると
不思議と次の糸口がどんどん見つかっていくものですよね。
2 Responses to “プロフェッショナル小池康博”
By Ki-BOLAN on 2008-10-07- 01:12
先輩!いいお話をThanksモニカ。
幸い、好きなことを努力する才能には恵まれたんで(笑)自分も、持ち前のバイタリティと、努力の中で掴んだ可能性を武器に精進します。
>問題にぶちあたったら「根本を突きつきつめろ」
OH Yeah 俺自身人生丸々、根本から突き詰めて いまの生き方になってるんでこのまま、自分を信じて走り続けます。
By sekine on 2008-10-08- 00:40
>Ki-BOLAN
本当そう。
好きじゃないとできない努力ってあるもんね。
期待してます。