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Amazon EC2


2008-04-24 01:44 | IT, エントリー

試してみました。

Elastic Compute Cloud、ECC、略してEC2。
Amazonというとネットの本屋さんというイメージが表の顔としてありますが、実はコンピュータサイエンスの会社でもあります。
世界規模のECサイトを運営する裏側では想像もつかない、超大規模なネットワークコンピューティングの技術がサービスを支えていて、その技術を純粋な形で提供しよう!というもののひとつがEC2です。

簡単に言うと、レンタルサーバーサービスです。
普通のレンタルサーバーと何がちがうかというと、クレジットカードでサインアップしてアカウントができれば、初期費用なしでいきなり本番のサーバーリソースが手に入る点と、完全従量制のところです。

ポチっと電源を押して、サーバーが立ち上がったら、課金スタート。1時間$0.1ですから、1日$2.4、一月だと$72。
実際には電源を押すわけではなくて、コンソールでコマンドをたたきます。
そらから、時間以外にもデータ転送量がかかるので、合計は+αになります。


25時間運転して、$2.55。明朗会計だ。

手軽にリソースが手に入るので、負荷が高いので急いで2台分サーバーが欲しいとか、時間のかかる演算処理を早く終わらせたいから、半日だけ10台分欲しいとか、そういう柔軟な利用方法が想定されているサービスです。

当然、Googleでも似たようなサービスを本格的に提供しようと動き出しています。Google App Engineです。
こちらは、サーバーリソースを提供というよりは、ソフトウェアの実行環境という、もっとサービスに近いレベルの仮想ネットインフラサービスになりそうです。

世界に“コンピュータ”は5つあれば足りる

というのが現実のものになりつつあります。

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