2008-04-22 01:31 | エントリー
雑誌やラジオや音楽CD、TVの市場がインターネットに取られていってますよね。
これからもどんどん、個人が時間を費やす対象と言い換えることができるもので、デジタル情報化できるものはすべて、ネットの世界へ引き込まれていきます。
ネットは時間と距離をほとんどゼロにしてしまうので、情報伝達の物理的なコストが下がる上に、簡単にシェアすることができます。
シェアをすることで共感が生まれやすくなって、もともと備わっているお互いの関係がフラットで双方向というシステムが相乗効果を生み、コミュニティーが活性化します。
これをWeb2.0と言い換えることができるかもしれません。
そして、そうやって集まった無限の情報がキーワードに分解され、インデキシングされ、重みづけをされて、Googleという巨大システムに整理されているのが今のネットの現状です。
世界のすべての情報がGoogleの中に収まったとき、すべての電子機器にHTTPクライアントが搭載され、光や電波に乗ったTCP/IPが網目のように世界を縫って行くんでしょうか。
ポストGoogleが何なのかを考えるよりも、Googleが「世界のすべての情報をインデキシングする」方が現実的な気分になります。
頭の整理を兼ねて。