GINZA TECH LOUNGE / summer
2008-08-24 01:52 | 日記
リクリート メディアテクノロジーラボ主催のセミナーイベントに行ってきました。
相変わらずの人見知り
激しい人見知りなので、人の多いところはなるべく行きたくないし、ましてや全く知らない人たちがいる場所なんて、とんでもない。飲み会とか、勉強会とか、集まり、なんでも。
折角誘われたりしてもいつも及び腰で、どうでもいい言い訳作って行かなかったり。
だから申し込んだものの、行こうかどうかすっごく迷って、最寄りの駅に降りたら帰ろうとか、ビルの前まで行ったら帰ろうとか、ぐるんぐるんしながら、行ってきました。
駄目な子がよくがんばった。
それでも、それを乗り越えて何かを変えようとしている自分がいるようです。
表には微塵も出ませんが。
開場
90%新橋にある銀座のリクルートの会場は本当にカフェみたいで、すごく落ち着いた雰囲気でした。
みなさん空気になじめない様子で、終止静かな感じでしたが、スピーカーの4方は熱く語られていました
よくある「合計109件 1−10件表示 次へ」的なページングナビゲーションや、関東→東京→渋谷区→恵比寿みたいな決まり決まった絞り込みナビゲーションなどをJavaScriptを利用したUI Libraryにて解決する試み(石橋利真実さん)や、iPhone/iPod touch向けの話など、blogの文字やダウンロードしたスライドではわからないノリとか、やっぱり行ってみないとわからないことがあるんだよなーと、内容と関係ない部分で感心していました。
メモを取って学んでやろう!とか、仕事に生かしてやろう!とか、そんな気持ちよりも、ずっと話に聞き入っていた2時間でした。
寺井周平さん
個人的には寺井周平さんの話がすごく心に残りました。
話の始まりは、寺井さんはFlashのクリエイターで、いつでも勉強をして技術に貪欲でありたいと願う自分がいるんだけども、土日に自宅でFlashを作るモチベーションを維持することは難しいと。
では、それを打破するには日々何をしたらいいか。そういう所からでした。
Web系の仕事に携わっている人、特にエンジニア寄りの人は少なからず経験があるんじゃないでしょうか。
それを打破するには、日々アイデアを貯めておいて、心にヒットしたものをまずは自分なりに真似てみる。そしてそれを発表できるアウトプットできる場所を持っておくことで、一人でも笑ってくれたら、評価してくれたら、それがモチベーションになる、と。かなり意訳していますが、こういう話だったと解釈しています。
寺井さんはそうやってモチベーションを維持した土日に、楽しみながら新しい技術を実験して、習得。次の仕事に生かしていくという好循環を生み出しているようです。
この話を聞いて思ったことは、モチベーション維持の方法から仕事に生かすまでの一連の流れの美しさと、反対にUIを扱っているからこそできる流れなのかもしれないということでした。
サーバーサイドの技術は見せ方で人を驚かしたり、美しさを理解してもらったり、動きの気持ちよさに共感してもらったり、できるもんじゃないですから。
「Flashでこんなブログパーツ作りました!」
「おお、面白いね!」
「PostgreSQLにmemcachedを組み込んで超高速になりました!」
「ふ〜ん。わかんない。」
・・・・・orz
それともうひとつ寺井さんが言ってた中で心に残ったのが「素振り」って言葉。
日々コードを書くことは野球選手が夜な夜な素振りをするのと同じだと。
確かに、コードを書いてお金をもらっていることを考えると、プロフェッショナルとして素振りする努力を怠っては、天才でもない限り、勝ち残ってはいけないんじゃないかと。
UI憧れますね。
2 Responses to “GINZA TECH LOUNGE / summer”
By あんじー on 2008-08-24- 15:16
>「PostgreSQLにmemcachedを組み込んで超高速になりました!」
>「ふ〜ん。わかんない。」
にうけました。
By sekine on 2008-08-28- 00:21
あんじーさん
サッカーでいうDFとFWみたいなもんかね。